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山里のいで湯‐湯涌温泉


1300年の歴史
 伝承では、養老2(718)年に羽を休めていた白サギが飛び立ったあと、熱湯が湧き出ているのを農夫が見つけたのが始まりと言われます。また、一説では、白山を開いた泰澄大師が源泉を発見したとも伝えられます。藩政時代には、外傷などに効くその浴能から歴代加賀藩主の「湯治場」となり、加賀藩の「かくし湯」として守られてきました。
大正浪漫の香り
 大正6(1917)年9月、「宵待草」の詩と美人画で知られる大正浪漫の詩人画家・竹久夢二が、愛人の笠井彦乃を伴って湯涌温泉に一カ月逗留します。当時の“人気アーティスト”の「愛の逃避行」は、同地に大正浪漫の香気を移し、以降、多くの文人墨客が訪れるようになります。賓客をもてなす「奥座敷」として湯涌温泉が栄えるきっかけの一つにもなりました。
湯のチカラ
 大正期に開催された鉱泉博覧会で、日本代表となったほどの名泉です。泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性温泉)。浴能は、外傷・皮膚病・リウマチ・神経痛など。飲用では、慢性消化器疾患、糖尿病、痛風、貧血に効能があります。

湯涌温泉の宿

三右ヱ門 戸田屋

湯の香あふれる温泉と、地元の食材をふんだんに用いた懐石料理が自慢の宿。

電話 076-235-1031
料金 1泊2食付1万3650〜3万1500円
客室 12室
所在地 金沢市湯涌荒屋町67-1
ホームページ http://www.todaya.jp/
湯涌山荘 やまね

露天風呂が竹林の中にあり、春夏秋冬、季節の風情を感じられます。

電話 076-235-1321
料金 1泊2食付1万3650〜2万3100円
客室 10室
所在地 金沢市湯涌町イ105
ホームページ http://www.yuwaku-yamane.com/
かなや 離れ青巒荘

本館と離れに分かれ、大浴場には露天風呂を併設。中庭の貸切風呂も好評です。

電話 076-235-1211
料金 1泊2食付1万3650〜3万1500円
客室 19室
所在地 金沢市湯涌町イ56
ホームページ http://www.yuwaku-kanaya.com/
旅籠 うえのや

かつての湯治場の面影を今も残す、旅人の郷愁を誘う宿です。

電話 076-235-1326
料金 1泊2食付9600〜1万3800円
客室 8室
所在地 金沢市湯涌町イ68
ホームページ http://www.yuwaku.gr.jp/ryokan/uenoya.html
日本料理 さかえや

街の喧騒からはなれ、野山の美景と旬の味覚を堪能できる宿です。

電話 076-235-1216
料金 1泊2食付1万3650〜2万4150円
客室 7室
所在地 金沢市湯涌町イ161
ホームページ http://www.sakaeya-yuwaku.com/
あたらしや

創業250年の歴史と温泉、純和風の風情、加賀懐石料理でお客様をもてなします。

電話 076-235-1011
料金 1泊2食付1万4700〜2万8350円
客室 9室
所在地 金沢市湯涌荒屋町89-2
ホームページ http://www.atarashi-ya.co.jp/
お宿 やました

温泉街の一番奥にある宿。車の往来もほとんどなく、静かな時間を過ごせます。

電話 076-235-1021
料金 1泊2食付1万3650〜2万3100円
客室 10室
所在地 金沢市湯涌町イ165
ホームページ http://www9.ocn.ne.jp/~yamasita/
湯の出

飾り立てず、自然と漂う空気、音、時間を大切にした、温泉旅情に浸れる宿です。

電話 076-235-1016
料金 1泊2食付2万1150円〜
客室 10室
所在地 金沢市湯涌荒屋町77-2
ホームページ http://www.yunode.jp/
新右ヱ門 秀峰閣

歴史に培われたもてなしの心と新しい伝統の感性が息づく宿。

電話 076-235-1311
料金 1泊2食付1万3650〜2万6250円
客室 12室
所在地 金沢市湯涌荒屋町92-3
ホームページ http://www.syuhokaku.com/